コーネルロースクール LL.M. のお話

コーネルロースクールに通うことになる人たちにとって参考になればいいなと思っています。

コーネルロースクール LL.M. のお話

勉強法についての模索

日本人C「ちょこっとだけブログを読んだけど、ちょっとてにをはとか訂正入れたくなっちゃうよ(笑)」

僕「う…」

日本語に注意しながら書いていこうと思います。

 

やっと少しずつ最近の話ができるようになりました。

最近は僕は勉強法で悩んでいます。

 

こっちで授業は基本的には本の指定したページを読んでこいと言われます。そしてたまに事前に問題を検討してこいと言われます。

 

これが苦痛なんですよね(-_-;)

読んでも頭に入ってこないと言うか、どういう論理構造になっているのかが分からない。

例えば契約法の本には判例が沢山載っていて、それらを読むわけなのですが、読んでも読んでも何が書いてあるかさっぱりわからない。

こっちは判例法主義なので、判例を分析してルールを抽出するのが判例を読む作業らしいのですが…

どこがルール?何がルール?毎回予習の段階でそんな感じになっています。

そのため授業についていけない。

 

以前、会社法のホワイトヘッド先生に相談した時に、こんな感じのことを言われました。

「日本人の考え方でこっちの本や判例を読むと何が書いてあるか分からないと思うよ。まぁアメリカ人が日本の判例や本を読んでも何が書いてあるか分からないんだけどね。まずはアメリカ人の考え方に慣れないといけないんだよ。時間がかかるかもしれないけど、頑張りなさい。」

でも、コツがつかめない。

 

そういえば一緒に授業を受けている日本人の人がこんなこと言ってました。

「日本の法律は基本的なルールがあって、そこから話が始まるんだけど、アメリカの考え方は判例から理論を絞って行く考え方なのかもしれないね。」

 

また、別の日本人の人はこんなことを言ってました。

「判例を読んで、なんとなく全体からこんなことを言いたいんだろうなぁ~って理解できればいいのかも。」

 

こうやって話を聞いているうちに、自分が必死に判例からキーワード、キーフレーズを抜き出そうとしているのではないかと思いました。

これが正しい勉強法かどうかは分からないのですが、日本の勉強では、僕は百選の判例の文章から重要だと思われるフレーズを抜き出して、「これが規範だ!!」みたいな勉強をしていた気がします。

その感覚と、判例からルールを抽出する考え方は違うのかもしれませんね。

抽出はもっと全体から吸い上げるようなイメージ…うーん…

本当は日本の判例もそうやって読むほうがいいのかもしれませんね。帰って日本法の勉強する時にはそういう勉強法を取り入れてみようと思います。

 

結局時間がかかったとしても、判例を読まないといけないんですね。

上手く手を抜いてケースブリーフをネットで検索して「これがルール、これが事実関係、これが理由」みたいなことをやっても授業にはついていけない気がします。

 

しかし、僕は英文を読むスピードが普通の人よりも遅いので、当分は苦労するのかもしれません。

最近は夜11時45分ぐらいまで図書館にいますし…

タイムマネジメントとかを上手くやっていかないとこれからどんどん辛くなりそうです。

 

なんか所々日本語がおかしい気がする!!!