コーネルロースクール LL.M. のお話

コーネルロースクールに通うことになる人たちにとって参考になればいいなと思っています。

コーネルロースクール LL.M. のお話

オリエンテーション

8月10日にオリエンテーションがありました。

僕は7日、8日、9日は、部屋に籠って日本のロースクールのレポート課題を書いていました。

日本の難民についてのレポートで、提出期限は日本時間の14日。日本で本を借りて、こっちに持ってきて、読んで、おぉ…ってなって、うーん…書けない…時差ぼけが残ってて、ぐぅzzz…は!? 朝3時!?

9日の夜までに何とか一通り書きたいことは書き終り、時間がある時に少しづつ手直しをして14日に提出すればいいかなと思って寝ました。

 

10日の朝10時、「あれ…そういえば7日の朝から今まで人と話してない…」と思いながら、周りの外人にビクビクしながらロースクールの建物に向かいました。

「LLMはこっち」という看板があり、それに従って階段を下りていくと、沢山の人がいました。

 

とりあえず近くにいる中国人に「君らLLM?」と聞くと、「そうだよ!!」と返ってきました。オッケー。まだ英語分かる。

まず自己紹介…

「僕は…。君は?」

「僕は&%#)%'")$''」…は!? 聞き取れない!!中国語の音拾えない!! 

「(英語名)と呼んでくれていいよ」「オッケー」…そっちなら分かる ←失礼

 

彼としゃべっていると集合がかかり、「名札をもらって部屋に入ってください」と言われました。

係りの人「あなたの last nameはなんですか???」と言われて、「Last nameってファミリーネームですか?」と質問したりして、英語に慣れていない感じをこれでもかというぐらい周りの生徒に見せつけながら部屋に入りました。

 

そして、サッと、中国人の一団近くに座る。

僕「やぁみんな!!僕は…だよ!!よろしく!!」

中国人たち「やぁ僕は#%$$&’」「僕は%&#%」「僕は”&$%%#」

僕「う…うん。OK!!」

あとで覚えよう。

 

学校についてのガイダンスが始まり、コーネルロースクールの歴史などを聞きながら、周りを見回しました。

よし。日本人っぽいのを見つけた。後で話しかけよう。

 

ガイダンスが終わり、スケジュール表によると次は食事でした。

急いで日本人っぽい人のところに行って、

「ハロー!!!」「ハロー!!!」「日本人ですか?」「そうですよ!!」

やったー!!!!日本語が通じる!!!!

そしてその人に他の日本人を紹介してもらい、やっと、何とかこっちでやっていけそうと思えました。

 

日本人「これだと日本と変わりませんね…」

僕は日本と変わらない感じで良かったです!!!

 

食事をした後に、今度は学内ツアー。TAがロースクールの中を案内してくました。

迷路みたいになっており、結局何にも覚えられませんでした。今でも構造がいまいち分かってません(笑)

 

ツアーの後は、導入講義でした。

実はオリエンテーションの日の二日前ぐらいにメールが来て、添付された判例を読んで授業に臨むようにと連絡を受けていたのです。

講義では、判例についてのケースブリーフという文章を作成方法について教わりました。

 

講義後は、午前中のガイダンスの続きがあり、3:30に解散でした。

僕はその後、次の日の導入講義の授業で指定されていた本を買いに行きましたが…

 

こっちは本が高い!!!! なんでこんなに高いの!?

店員「レンタルだと安いですよ。レンタルしますか?」

僕「レンタルで」

それでもかなりしました。

 

日本人「僕は事前に古本屋で安く買いました」

中国人「私も古本屋で買ったよ」

なるほど。セカンドハンドの本が買える店がどこかにあるということですね。

 

とりあえず明日に向けてちゃんと本を読むとしますか。

  ↓

ぐぅzzz

時差ぼけ&レポート作成の為に徹夜気味だったせいか疲れて寝てしまい、気付くと次の日の朝でした。

 

ちなみにレポート提出後、先生からメールでレポートについて辛口のコメントが来ました。

あちゃ~(>_<)