コーネルロースクール LL.M. のお話

コーネルロースクールに通うことになる人たちにとって参考になればいいなと思っています。

コーネルロースクール LL.M. のお話

髪を切る

イサカで生活を始めて、1ヶ月ちょっと経過しました。

大学時代にボランティアやインターンをやってて、最大で6週間海外に滞在していたことがあったのですが、ここから先は未知の世界です(※1ヶ月も1年も特に違いはありません(笑))。

 

ところで、そろそろ切らないといけない程度に髪が伸びてました。

でも、海外で美容院に行ったことが無いので、ちゃんと切ってもらえるか不安で仕方ありませんでした。

ネット上での海外の美容院に関する投稿を読むと、とんでもないことなったみたいな投稿がありました。

イサカでの美容院に関しては過去に来ていた日本人からあまり良い情報が入っていないのか、他の日本人も行くのを渋っていました。

まぁ確かに、ニューヨークシティと違って、こんな田舎みたいなところで日本人の求めるクオリティを期待するのは難しいですよね ← とても失礼

 

出国前から美容院の事は不安だったので、美容院の人に相談して、色々と作戦を立てていました。

作戦はこうでした。

出国日に髪を切り、それをスマホで撮ってもらっていました。

その時の髪型は、モヒカンとツーブロックの間みたいな感じ。かなり短くしていました。

こっちに来ている日本人の多くは7月ごろからサマースクールに参加しているので、絶対に僕よりも先にイサカで髪を切ることになるはず。

その人たちが髪を切りに行って、その人たちがどんな髪型になって帰ってくるかを見てから店を選ぶ。

髪が伸びるのは誰にも止められないので、絶対に上手く行く作戦だと思っていました。

    ・

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  (しかし…)

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    ・

僕「髪切りましたね。どこで切りました?」

日本人A「自分で切った」

日本人B「自分で切った」

なんで髪切るための鋏をちゃんと持ってきてるんだよ~!?嘘でしょ?マジで?

想定外でした。そこまでしてくるとは…くぅ…。

 

日本人C「あそこで切ったよ~」

うーむ…そこに行きたいのですが、ちょっと遠いですね。 ← ワガママ

 

実際、ダウンタウンの方まで行って切ると帰りが上り坂なので面倒なんですよね。

できればカレッジタウンあたりで切りたい。

 

メープルウッドからコーネルに行く途中にあるビッグ・レッド・バーバーという名前の店は名前からして危険そうだし… ← とてつもなく失礼

 

っと、悩んでいたのですが…あれ、あの人の髪型、少し短くなっている。

僕「どこで切りました?」

日本人D「あそこで切ったよ」

カレッジタウンにある店ですね。

よし、行ってみよう。

 

ACUTE STYLE という店なんですが、店の見た目はいい感じ。

「座って待ってて―」と言われたので、座って、ラックにおいてあった髪型の本に目を通す。

ちがう…ちがう…ちがう…ちがう…ん?この髪型は似ているな。

 

自分の番が回ってきて、店の人に「こんな感じでお願いします」と本の絵を示したら、「多分それって、今の髪型の短いバージョンだよね?」と言われました。

お…これは行けるかも。

期待半分、不安半分で、椅子に座りました。

 

「始めますね~」

ヴぃ~ん。ヴぃ~ん。ヴぃ~~~~~~ん。

おいおいめっちゃ勢いよくバリカン使うね(笑)

後ろとか見えないから結構怖いよ!!

 

「モミアゲ切る?それとも薄くするだけ?」

無論、薄くするだけでお願いします。モミアゲ無くなったら多分泣くわ(笑)

 

最後にシャンプーして、乾かして…

切ってくれたおねーさんは前髪を上げたがったっぽいのですが、それをやるとおでこの横の部分がはげかかっているのがバレるので、前髪は下してもらって…

おぉ!!日本で切ってもらった時の髪型と似たような感じになったじゃん!!

(あれ、またハゲたかな…)

 

合計で23ドル。悪くない。

25ドル払って、お礼を言いました。

あそこならまた切りに行ってもいいですね。

 

店を出た時に時計を見ると、入った時から30~40分ぐらいしか経っていませんでした。

待っていた時間を抜くと…20分ぐらいで切られた???…